1. はじめに
最近転職をしました。
待遇は向上し、自分に合ったチームに配属することができ、技術を磨く機会も増えました。
でも、転職して2カ月程度たった時、まだキャリアの目標が達成されたわけではなく、今後に対する不安や現在の方向性に対する疑問は解決されていないことに気づきました。
この記事では、キャリア3年目で転職した理由、転職後に感じた変化、そしてこれからどうしていきたいかを書いていきます。
2. 僕の経歴
- 大学院卒(理学部)
- 中小企業で約3年プログラマーとして勤務
- 基幹システムの開発(クライアントアプリ)
- C#, .NET, SQL Serverがメイン, Webは少々
- 品質保証に興味あり
- JSTQB(ISTQB)資格保持
- テスト計画や自動化に興味あり
- 将来的に海外でプログラマーを志望している
- その後大手外資系企業に転職 ←– now!!
3. なぜ転職したのか
部門の評価軸とのずれと長期的なキャリア志向と会社の方向性が一致しなかったためです。
僕は、気になることや疑問、改善提案があれば、積極的にするタイプでした。
最初は、やる気のある新人、という感じで可愛がっていただいていたのですが、2年ほど経つと、
それなりに自分の考えが芽生えてきて、少しずつチームの進め方に疑問を持つ回数が増えていきました。
「このお客様への説明資料、文字が多くて何を伝えたいのかよくわからない」
「仕様書に”ストアドを呼ぶ”って書いてあるけど、実際何をしているの?既にメモリにある情報でできそうな処理だけど。。。」
「いきなりシステムテストしているけど、単体、結合テストはしないですか?」
チームには安定志向や控え目な文化があり、またそのプロジェクトでは少しずつ遅れが出ていたこともあって、
“改善”や”効率化”よりも”安定性”が重視されるようになり、あまり自分の特徴が活かせていない、評価軸と合っていないように感じました。
今考えれば、チームの状況に合わせて自分のスタイルも柔軟に合わせればよかったのでは、と思いますが、当時はそれなりに衝突もあり、これがずっと続くのではないか、と感じていました。
さらに、僕には「3 ~ 5年後には海外で暮らしたい」という希望があります。
そのため、業務でも英語の読み書きかや話す量も増やしていきたい、と考えていたのですが、転職前の会社ではその機会は0だったため、
目標を考えると、最適な環境ではないと感じていました。
そのため、チームの方針、キャリア志向とのずれから転職を決意しました。
4. 転職して良かったこと
転職をしてよかったことは、主に4つあります。
- チームの雰囲気が好き
- 技術の幅が広がった
- 待遇が良くなった
- 学習の機会が増えた
チームの雰囲気が好き
転職後の会社で配属されたチームで驚いたことの1つは、チームの雰囲気です。
現在は、他チームの助っ人で、テスターを担当しているのですが、質問しやすい雰囲気があります。
その中で、システム構成、チームの専門用語、レビュー依頼やエビデンスの残し方等といったチームの風習、それらへの適応にかなり苦しんでおり、「忙しい中何度も質問して申し訳ない」という気持ちになりますが、返信が速かったり、すごく親切にしていただいています。
また、チーム内でも積極的に作業の担当調整が行われており、お互いでカバーしあう、という姿勢をとても感じました。かなり配属先の文化や状況に依るとは思いますが、申し訳ない気持ちはありつつも、気持ちよく仕事ができていて、とても良いです。
技術の幅が広がった
転職前は、c#でクライアントアプリ開発でしたが、今はJava, AngularでWebアプリケーションの開発をしています。言語の差異はともかく、フロントエンドのフレームワークやWebは興味のあった分野で、それを業務で扱うことができ、技術の幅を広げられる、と感じています。
もちろん、理解や経験の深さ は重要だと思いますが、僕の場合は市場の需要と自分の興味との一致という観点から、開発環境の変化は自分にとって良いことだと考えております。
待遇が良くなった
前職に比べると給与や有休、福利厚生面で全体的に良くなり、生活の安定性の向上や今後の人生設計がしやすくなりました。待遇が転職の全てではありませんが、待遇の向上によってより生活が良くなった、と感じています。
学習の機会が増えた
現在の会社では、定期的に他のプロジェクトでのAIの活用事例の紹介やコンペティション、クラウド資格取得推奨キャンペーンが行われています。僕はこれまで、AIやクラウドの学習の必要性は感じていたのですが、どこから手をだせばいいのかわからないと感じていました。
そのため、僕にとっては定期的に案内が来る、かつ、コストもほとんどかからないため、敷居が下がり、学習の機会を増やすことができました。
さらに、外資企業のため、連絡やいくつかのセミナーは英語で行われており、業務中に英語に触れる機会を増やすことができました。今後は、どんどん英語を使って業務をするケースを増やしたいと考えています
5. 転職後に戸惑ったこと
思った以上にキャッチアップが難しい
想像以上に、新しい開発チームで、以前と同等の貢献をすることは難しいと感じました。
大きく分けて、3つの問題が今の僕にはあります
- システムの知識が不足している
- 開発環境の知識が不足している
- チームのルールや慣習に慣れていない
システムの知識は、ユーザーストーリーやもっと上の”そもそもなぜこのアプリってあるの?”という部分、あとは専門用語等です。
今はテスターをしており、かつテストケースも親切に書いてあったり、都度都度補足してくれるのですが、うまくいかない際は皆さんの中で相談があったのち、
具体的な操作手順を教えていただている状態です。(例、このテーブルのこのレコードのこの列の値をこれに変えてください)
開発環境の知識は、使っている言語やフレームワーク、Docker等を指します。
僕の場合はc#, クライアントアプリ → Java, Angular, Webのため、かなり違いが大きく、そこが原因で詰まることも多々あります。
チームのルールや慣習は、エビデンスの残し方やテスト環境等ですね。
前職と比べると、かっちりしており、どの環境を使うときはこの手順で、使うPCはこれで、PC貸出はこういう風にして。。。
という感じで、この辺りは慣れだと思うのですが、予想外のところで、躓いた。という感覚があります。
6. 転職して気づいたこと
1. キャリアの悩みや不安は消えない
待遇は良くなり、より文化的に合うチームに配属され、学びの機会も増えましたが、悩みや不安は消えたわけではありません。
キャッチアップに時間がかかり、思うように進捗が出ないと、せっかく新しい環境に来たのに俺は何をやっているんだ、となります。
また、将来の目標に対して自分は今何をするべきか、正しいことをできているか、という不安もあります。
転職前は、環境が変わることで、どのような悩みが生まれるのかわかりませんでしたが、そういった悩みは今でも変わらずあります。
2. 前職の影響は残っている
上述ではありますが、転職前の会社では、それなりに人間関係の悩みがありました。
その影響もあり、今のチームの中でも時々自分は相手に対して失礼なことを言っていないか、気にしすぎるときがあります。
もちろん、まだ配属されて日にちも浅いので気を遣うのは当然ですが、「前はこんな話し方しなかったのにな」と思うときがあります。
そういうことがあると、まだ自分の中で傷として残っており、今はまだ回復途中なんだと気づかされます
7. これからやっていきたいこと
今後は、まず現在の業務で必要な技術を優先してキャッチアップし、チームへもっと貢献できるようになりたいと考えています。
そのうえで、将来的には、海外でも働けるエンジニアを目指しており、中長期的にはクラウドやAIを学び、基礎を固めつつ、自分の強みをどういう方向に伸ばしていくか、業務で期待されている役割を加味しつつ、考えていこうと思います。
8. まとめ
- 評価軸とキャリアの方向性の不一致で転職を決意
- 自分に合った環境に身を置くことができたが、全てが解決したわけではない
- 目標のために努力と方向性の調整をし続ける必要がある
この記事を書くことで、転職後2カ月で感じていた不安やストレス、焦りがなんなのか、少し見えてきました。
転職を決意して、行動に移したことは自分の自信にも繋がりましたし、おまけに結果も得られたことは本当に良かったです。
ただ、これは終わりではなくて、1つの区切りであることを意識して、また毎日続けていきたいと思います。
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