AZ-900を受験した理由
4年目のengineerで、主にbackend開発と外部設計をしていました。cloudを使用した経験がなく、他チームの同僚がcloudの話しで盛り上がっていたり、転職時に聞かれたりしたときになんとなく居心地の悪い思いをしていました。ただ、他に優先度の高いものがあったので、手を出せていなかったのですが、それらが落ち着き、会社でもcloud資格取得campaignを行っていたので、思い切って挑戦することにしました。
結果

730点でなんとか合格できました。試験1週間前に旅行し、帰ってきたときに思ったよりも忘れていた時はかなり焦りましたが、受かって一安心しました。
AZ-900で僕が学んだこと
Microsoft, What is cloud computing, https://learn.microsoft.com/en-us/training/modules/describe-cloud-compute/3-what-cloud-compute, 閲覧日 : 2026 7/26 拙訳
クラウドコンピューティングは、インターネットを介して提供するコンピューティングサービスです。コンピューティングサービスは仮想マシンやストレージ、データベース、ネットワークのような共通のITインフラストラクチャを含みます。クラウドサービスは、伝統的なITオファリングをIoTや機械学習、AIへと拡張します。
クラウドコンピューティングはサービスを提供するためにインターネットを使うため、伝統的なデータセンターであった物理的なインフラによる制約を受けません。これはつまり、あなたがITインフラストラクチャを急速に増やす必要があった際、新しいデータセンターが作られることを待つ必要がなく、急速にあなたのITサービスを拡張できることを意味します。
Microsoftの記載を日本語訳したものです。試験を受ける前は、インターネットを介したデータセンター、程度の認識でした。ただ、AZ-900取得に向けて勉強していく中で、サービスの体系(Iaas, SaaS, PaaS)、費用体系、災害対策、セキュリティやネットワーク等の基礎を学ぶことができました。
自分が個人開発をする、という観点で、各サービスの特徴や費用体系、パフォーマンス向上のための技術はとても勉強になりました。一方で、会社の業務の観点でも、災害対策や、データの保管場所、データ保持のルールというような、開発時には気にしないけれども、お客さんが気にされる点についても基礎を抑えることができ、受けてよかったと思っています。
AZ-900を受けてよかった
AZ-900を受けてみて、クラウドをより知ることができ、実際に使ってみたい、という気持ちになりました。僕はこれまで業務ではオンプレミスでしか開発したことがありませんでしたし、プライベートでも、QAの資格や単体テスト、業務でひっかかったc#の概念、などしか勉強していませんでした。
以前、知人に「もし、働かなくても良いくらいお金があったら、何を開発したい?」と聞かれた際、自分のための開発をしたことがなかったため、答えることができませんでした。もちろん、クラウドは業務でもとても役立つものだとは思うのですが、今回クラウドを学んだことで、個人開発への意欲向上やハードルの低下に繋がった、というように感じています。
そのため、まず第一に、クラウドは多くの企業でも採用されており、転職にも役立つ。AZ-900はAzureに関する最も基本的な資格で、とっかかりとしては最適だというように思います。そのうえで、個人開発をする上でも重要なスキルで、自分の好きなアプリを作ってみたい、または、作ってみたいけど、どうやるのかいまいちわからない、という方にもお勧めかな、と思います。
英語版で受講する方におすすめの勉強法
英語もっと話せるようになりたいため、英語で受講しました。周りに英語で資格取った方がいなかったので、申し込むときも悩みましたし、テキスト選択もわりとえいや、と決めました。そのため、僕と同じように英語版を受講することを悩んでいる方の参考になればと思います。
僕の英語レベル
日本生まれ、日本育ち、留学経験も特になし。3年前にTOEICで830点取得。その後、ISTQBのCTFLとCTAL-TAを英語で取得。業務時は99%日本語。海外旅行時はなんとかコミュニケーションできているものの、文章が長くなったり、nativeの速度で話されると、50%くらいしか理解できない。英会話で話す練習はしているものの、体感言いたいことの50%程度しか話せない。
学習方法
Introduction to cloud Infrastractureを受講します。ここに書いてある内容が、試験の土台となります(2026/7/26現在)。ここでの目的は全てを暗記することではなく、一通り目を通すことです。次のステップで模試を受けた際に、「あれ、これやったけど、なんだっけ。」となるくらいで十分です。僕の場合は10時間ほどかかったかと思います。
模試を受けます。目的は問題に慣れることです。僕が使ったのは、Scott DuffyさんのAZ-900: Microsoft Azure Fundamentals Original Practice Testsです。解説付きの問題が6個あります。解く+復習を3回くらい繰り返すと、何を聞かれるか、がわかってきます。
注意点として、内容的には試験を網羅しているのですが、ところどころ聞かれ方は異なるため、サービスの内容を理解することが重要です。試験の内容は口外してはいけないルールがあるため、この程度で容赦してください。
僕の場合は模試を解く+復習を4回繰り返し、8割前後とれるようになりました。時間は、13時間程度ですね。
模試である程度理解が深まった後にステップ1で読んだテキストを読み直すと、さらに理解が深まります。僕の場合はコースの後半部分が明確に弱かったため、その部分を読み直しました。実は、僕はここで別件が入ってしまい、2時間程度しか時間をかけられず、1週間ほど時間が空いて、すぐに試験を受講してしまいました。もう6時間ほど勉強できていれば、より安心して試験を受験できていたかと思います。
試験を受けましょう。できるならば、自宅かつ、休日の遅くない時間帯がお勧めです。Pearson Vueで受けると思いますが、僕が以前の試験で受けた際は椅子や机、温度、他の人などの環境が合わない印象を受けました。その点、自宅ですと慣れ親しんでいるため、安心です。また、僕だけかもしれませんが、夜になるほど英語を読むのに苦労する傾向があるので、あまり遅くなりすぎないときが良いと思います。
次のステップ
今回、AZ-900を受けたことで、クラウドをより身近に感じることができ、また、使ってみたい気持ちが強くなりました。次は、実際に使ってみる、できれば自分の作ったアプリをデプロイしたいと思っています。
まとめ
- クラウド触ったことがなく、勉強してみたいと思ってAZ-900を受講してみました。
- Azureの基礎的な内容を学習することで、業務にも繋がると感じると同時に、個人開発でアプリを開発して、クラウドにデプロイしてみたい、と思えました。
- 英語で受講しました。使用した教材やかかった時間を記載しましたので、参照していただけると幸いです。
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